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大連立協議:「決めてきます」小沢氏、首相に言い残す

毎日新聞」より転載。

★引用開始★

大連立協議:「決めてきます」小沢氏、首相に言い残す

 「決めてきます」。

 連立政権協議をめぐり緊迫した福田首相と小沢一郎・民主党代表の党首会談。関係者の話によると、打診を受けた小沢氏は首相にこう言い残して、会場となった国会の常任委員長室を後にした。首相は小沢氏の態度に連立政権への好感触を持ったようだ。

 先月30日の党首会談を境に一気に憶測が広がった大連立構想。第一回の会談を前に自民党の伊吹文明幹事長は首相に「小沢氏から大連立構想を持ちかけられても同調しないように」とクギを刺した。一方で、小沢氏も民主党幹部から「総理がもし大連立を持ちかけたら、首相をもらえ」と助言を受けるなど、自民、民主両党内には大連立構想への疑心があった。

 党内の慎重論をよそに首相、小沢氏とも水面下では政策協議への調整を進めていた模様だ。新テロ対策特別措置法案の処理をめぐり、小沢氏は自衛隊派遣恒久法の協議で合意した場合、法案に賛成する考えまで首相に伝えていた。複数の与党幹部は「実際には、連立協議を持ちかけたのは小沢氏だ」とすら指摘する。

 2日の再会談後、小沢氏は役員会で「首相から連立の申し入れがあった。協議に入れば農業政策など参院選の公約が実現できる。みんなの意見が聞きたい」と連立協議に応じるよう求めた。役員から「えっ」という驚きの声が上がった。

 手を挙げた6人全員が、「政策ごとの協議ならまだしも、連立は受け入れられるはずがない」などと反対論を浴びせた。

 小沢氏は「みんなが言うなら分かった。断る」と席を立ち、代表室から「せっかくの誠意だったが対応できない」と首相に断りの電話を入れた。

 民主党幹部の一人は「血迷っている」と吐き捨て、小沢氏側近は「党の批判は抑えられるが、怖いのは世論だ」と話した。

毎日新聞 2007年11月3日 1時37分

★引用終了★

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