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石原都知事が猛反発…画家の四男・延啓氏“公費旅行”疑惑

スポーツ報知」より転載。

★引用開始★

石原都知事が猛反発…画家の四男・延啓氏“公費旅行”疑惑

 石原慎太郎東京都知事(74)は24日の定例会見で、画家の四男・延啓(のぶひろ)氏(40)の登用をめぐる都の事業の「私物化」疑惑に猛反発した。石原知事は、時折語気を強めながら「(人事は)わたしが命じたわけではない」と断言。延啓氏の活動はボランティアで行われているとし、「息子だが立派な芸術家。余人をもって替えがたかったら、どんな人間でも使う」と強調した。

 「都政の私物化」との指摘に、石原知事が「私物化って、だから何ですか? 私が所有しているわけではない」と真っ向から反論した。

 問題とされているのは、石原知事が発案した、若手芸術家の育成を目的とした現代芸術振興事業「トーキョーワンダーサイト(TWS)」。知事の四男・延啓氏は2003年3月、TWSのアドバイザリー委員として渡欧。旅費や宿泊費など、約55万円は公費から支出されたという。

 延啓氏の人選について、石原知事は「わたしが命じたわけではない。そんなもの恣意(しい)的にやるわけない」と説明。公費での渡欧については「『能オペラ』の企画の発案にかかわったが、契約でトラブルがあり、担当の音楽家と交渉するため」と支出に問題がなかったとの認識を示した。

 TWSのギャラリー施設のステンドグラスには、延啓氏の原画が採用されている。これに対し石原知事は、原画は無償で描いたものだったとし「建物を改修するときに、ステンドグラスをはめさせろと。金もないし、ウチの息子が絵描きだから、やってみろとなった。他に数人に原画を描かせたが、息子のがマシだったから」と“コネ採用”ではないことを強調した。

 さらに「息子だが立派な芸術家。彼ら芸術家は人格もある。その人格も踏まえて、ずいぶんタダで働いてもらった」「四男、四男って、知事の息子なんで損をしているようだが、彼は慶大を卒業した後、スクール・オブ・ファインアートというカレッジを出た」などと、延啓氏の芸術家としての“実力”もアピールした。

 会見中、複数の記者が挙手しているにもかかわらず、「はい、終わり」と会見場を去ろうとするなど、いら立ちを見せていた石原知事。

 それでも、終始強気の姿勢を変えることはなく「息子であろうと他人であろうと、意見がよかったら聞くのは当たり前」と、今後も延啓氏の登用を改める考えがないことを明言した。

(2006年11月25日06時05分 スポーツ報知)

★引用終了★


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