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中川幹事長発言:「小泉人脈」復権に布石か

毎日新聞」より転載。

★引用開始★

中川幹事長発言:「小泉人脈」復権に布石か

 自民党の中川秀直幹事長が安倍内閣の閣僚や官邸スタッフを「緊張感がない」と批判したことは、内閣支持率が急落し打開の展望が見えない安倍官邸への与党内のいら立ちの強まりを象徴した。特に、中川氏の言動に対しては、安倍政権が小泉純一郎前首相の改革路線を継承しきれていないとの不満から「小泉人脈」が主導権掌握に向け布石を打とうとした動き、との見方もある。安倍晋三首相や塩崎恭久官房長官はこうした動きを強く警戒している模様で、内閣改造に関する思惑も絡んで官邸と自民党の間に深い溝ができつつある。

 今月7日夜、東京・赤坂の料理屋で小泉、中川両氏、竹中平蔵慶応大教授が会談した。小泉政権時代、中川氏は党政調会長、竹中氏は5年半の間最初から最後まで金融・経済財政担当相、総務相として構造改革路線を推進した「小泉人脈」の中核だ。

 席上、小泉氏は中川氏に「幹事長は国会内か自民党本部にどんと構えていろ」と激励した上で「小沢(一郎・民主党代表の問題)を大事にしろよ」とアドバイスしたという。自らの政治資金管理団体が事務所の土地・建物取得費として約3億7000万円の支出を計上していた問題を抱える小沢氏の実像をあぶり出すことこそ最大の参院選対策になるとの考えを示したものとみられる。

 中川氏や竹中氏には安倍政権から「脱小泉」のムードを払しょくし、小泉流のリーダーシップを確立させたいとの思惑がある。5日午後、首相官邸を訪れた中川氏は、安倍首相に「内閣支持率が下がっているのは首相のリーダーシップを求める国民の声の表れです。本来の闘う政治家として指導力をどんどん発揮していただいて結構です」と、小泉流の率先垂範を進言していた。党の選挙スタッフに、一昨年の郵政解散で総務局長として「刺客選挙」の中心となり、自民党大勝をもたらした二階俊博国対委員長らを加えることも検討している模様だ。

 13日夜、東京都内の日本料理店で竹中氏は安倍首相と会食し、記者団に「首相は改革路線を今まで通り(小泉政権時と同様に)やるのがいい」と語った。

 ただ、こうした攻勢に、首相は不快感をにじませる。19日、中川氏の官邸批判に関する記者団の質問に「中川幹事長に聞いてください。心配してもらう必要はない」と語った。「小泉流」といっても支持率を急回復する材料には乏しいのも事実。中川氏の狙いが参院選後も含めた内閣改造・党役員人事での主導権確保なのか、純粋に安倍政権を立て直すためなのか、官邸には今回の発言をいぶかる声も多い。

 そんな中で、当の小泉氏が20日、中川氏を前に支持率を気にせず政権運営にあたる必要性を説いたことは、逆にその存在感を認識させることになった。自民党幹部によると、07年度予算案が衆院を通過するタイミングを見計らって、首相、小泉氏、中川氏の3者会談が行われる見通しという。【中川佳昭】

毎日新聞 2007年2月21日 3時00分

★引用終了★

 喜八のボヤキ「小泉・竹中は典型的な買弁勢力。自分の利益のために外国資本に奉仕するヤカラだ。《黒い幹事長》中川もそのお仲間と言うことか。彼らの専横を許してはならない」


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